Web3.0

Next Google account 『Internet Identity』

satoshi.nikaidou

Internet Identityとは

Internet IdentityはInternet computer(ICP)上で実行されているアプリケーションにアクセスするのに利用できるアカウントです。

Googleアカウントや、Facebookアカウントに近いものなので、Googleアカウントの次に来るもの、Web3時代のGoogleアカウントといった言われ方もされています。

Googleアカウントで各種サービスにログインした経験をした方も多いはず。
Internet Identityのアカウントを一つ持っていたら、多くのサービスにそのままログインできるようになります。

それではGoogleアカウントと一緒じゃんとなりますが、大きく違う点はIDやパスワード、メールアドレスが不要であるという点です。

この匿名であるという点がInternet Identityの大きな特徴となります。

IDやパスワード不要!ではどうやって個人を識別するか

新規登録に個人情報は不要です。

どこかの企業に個人情報を管理されるということはなく、またサービスごとにパスワードを管理するという煩わしさもありません。

ではどうやって、個人を識別するのか。

それはPCの指紋センサー、スマホのFaceID、YubiKEYなどの暗号化デバイスを使用します。
簡単に言うとデバイスそのもので個人を判別するという形です。
端末単位で個人を識別しています。

  • Internet Identityはアカウントサービス
  • IC上のアプリにアクセスする際に必要となる認証システム
  • サイトやアプリケーション側にこちら側の個人識別情報を提供しない
  • 従来のものよりセキュリティが高い
  • 指紋認証やFaceIDを使って端末に個人を紐づけ
  • 無料でアカウント取得できる

Internet Identityアカウントを作成する(PC)

公式サイトを開く
https://identity.ic0.app/
Create Identity Anchor をクリック
deviceの名前を入力→Nextをクリック

自分が判別できればなんでもいいです。

指紋認証
見える文字を入力→Next

robotじゃないよの認証

Identity Anchorをメモ→Continueクリック

オンライン上だけではなく、オフラインにもメモしておきましょう

Recovery Phraseをクリック

登録した端末が壊れたり、紛失したらログインできなくなってしまいます。
そこでRecovery方法の設定が推奨されています。
ここではRecovery Phraseを選択します。

どちらを選択しても、またはスキップしたとしても後から追加設定可能です。

Safely Store your Recovery Phraseページが表示

画像載せられませんが、25の単語が表示されます
それをコピーしてメモしておきます

Confirm your Recovery Phraseページが表示

3か所が空白になった25の単語が表示されます
その空白個所に先ほどメモしたPhraseを入力します
Finishをクリック

Manage your Anchorのページが表示

このページになったら完了です
このページから新しいデバイス登録もできます

Internet Identityアカウントは必要か

基本的にIC(インターネットコンピュータ)上のサービスを利用する際に必要になるものですので、すぐに必要ない方も多いと思います。

ただ、Web3がこれほどまでに叫ばれている状況で、今後対応サービスが増えてくるのは間違いありません。

無料ですし、ひとまず登録しておいてマイナスはないかと思われます。

Internet Identityのデメリット

忘れてはならないのは、個人情報と紐づけられていない、デバイスとアカウントが紐づけられているということです。

よってデバイスの紛失、盗難、故障はアカウントの紛失に直結します。

オンライン上でのセキュリティが強化され、どこにも管理されていないということは、逆にいうとアカウント再発行などができないということです。

例えばGoogleアカウントだったら、再設定用にメールアドレスや電話番号を登録していれば、パスワードを忘れたとしても再発行してもらえることが多いです。

しかしInternet Identityはそうはいきません。なくしたら終わりです。

そこが大きなデメリットとなります。

注意点
  • デバイス紛失がアカウント紛失に直結
  • シードフレーズ管理は今までのパスワード管理以上に重要

対策は?

推奨されているように、複数のデバイスで登録しておくこと。

用途によって複数アカウントを作る

シードフレーズを誰にも教えない、オフライン上でしっかり管理する

より安全なYubikeyやLedgerNanoのようなセキュリティモジュールを使う

Internet Identityまとめ

NEXTGoogleアカウント『Internet Identity』を紹介しました。

ひとまず無料だから作っておいていいかと思います。

Web3時代に乗り遅れないためにもまずは触れておいて損はありません。

  • Web3時代に乗り遅れるな!
  • 無料なのでひとまず登録するのはあり
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